夏野の驚異の部屋

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【史上最大の昆虫】翼開長 最大75cmの巨大トンボ「メガネウラ」とは?他巨大節足動物の話

どうも皆さんこんにちは。

テーマ探しが難航しております…

篠虫です。

 

 

今回は、大昔に実在した巨大昆虫の話です!

 

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メガネウラの生態再現模型(フンボルト大学ベルリン付属フンボルト博物館の展示物)


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現生の昆虫の中で最大種といえば、ナナフシの仲間で20cmを越えるものがいますね。

 

ヘラクレスオオカブトなんかも角まで入れれば15cm前後はありますよね。

 

 

南米や東南アジアの熱帯地域には、それらと同等の昆虫がわんさかいますがそれはあくまでも現代の話。

 

 

過去にさかのぼればとてつもなく巨大な昆虫が生息していました。

 

 

 

 

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全長30cmのトンボ

 

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Meganeura monyi (想像図)


 

 

今から約2億9000万年前、古生代石炭紀の末期頃の森の中には「メガネウラ」と呼ばれるモンスター級のトンボの種類が生息していました。

 

 

発見されている中でも最大種のメガネウロプシス・アメリカーナ(Meganeuropsis americana)は、なんと翅を広げると70cm前後もの大きさだと言うから想像もできません。

 

 

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Meganeuridaeの化石

 

和名だと「ゴキブリトンボ」なんて呼ばれたりするこの種類ですが、全ての「メガネウラ」が巨大だったのかというとそうではなく、中には翅を広げて12cmほどの現代のトンボと変わらない大きさの種もいました。

 

 

 

身体と翅の構造が単純であることから、現代のトンボとは異なり、ホバリングや羽を閉じて止ることができないなどの特徴がありました。

飛び方も翅を時折ばたつかせながら滑空していたと考えられていて、身体はトンボよりカゲロウなんかに近かったようです。

 

 

 

 

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その他の巨大節足動物

 

 

メガネウラは確かに巨大すぎる昆虫でした。

 

しかし、当時には最も大きな節足動物が存在しました。

 

 

「アースロプレウラ」ウミサソリです。

 

 

 

アースロプレウラ」は今で言うと、ムカデやヤスデに近い生き物で、林床を歩き回り主に枯れ葉などの植物質を食べていたと考えられています。

 

その大きさはなんと全長2~3m!幅は45cmと、とても想像ができません(^_^;)

 

 

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A. armataの化石 (スケッチ)



 

全身化石が見つかっていないので詳細不明ですが、世界各地で化石は見つかっており巨大故の重さから足跡の化石も多数発見されています。

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スコットランド、アラン島Laggan Harbourで出土した足跡化石(でこぼこした小さなへこみが足跡)

 

 

ウミサソリ」は約4億6000万年前(古生代オルドビス紀)の出現後、シルル紀からデボン紀にかけて繁栄した水棲の節足動物です。

 

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左:Pterygotus anglicus(cf. en) 右:Eurypterus fischeri(cf. jp/en) (生物学者エルンスト・ヘッケルによる図説)

 

大きさは2.5m前後で、名前はサソリに似た形態だから。

 

 

しかし、現生のサソリの祖先かどうかはまだ議論されているようです。

 

約2億5140万年前の大絶滅でこの世から姿を消しました。

 

ユーリプテルスという種類が一番知られているもので、大きさは30cmほど~1mでした。

 

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ユーリプテルスの化石

 

 

 

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巨大節足動物が生きられた理由

 

 

古生代石炭紀にメガネウラやアースロプレウラのような大きな節足動物が地上で暮らすことができた理由は諸説あります。

 

最も有力なものが、最新の研究によって判明した「酸素濃度の違い」です。

当時と現代では空気中の酸素濃度に大きな差があり、高濃度の酸素が節足動物やその他の生物全般の巨大化に影響していたのではと言われています。

 

その他にも天敵となる捕食者がいなかったから、平均気温が高かったからなどの説があります。

 

 

 

 

いずれにしても現代には彼らは存在できません。

ですが、やはり古代の生き物にはロマンを感じずにはいられませんね。

 

 

 

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さて、いかがだったでしょうか?

 

 

古代の話は昔からわくわくが止りませんね~

謎や不思議がある限り興味は尽きませんよね。

 

 

 

それではまた!

(。・_・)ノ

 

 

 

 

 

 

 

 

日本のトンボ (ネイチャーガイド)

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