夏野の驚異の部屋

様々なジャンルを自由気ままに書いていくフリースタイルブログ

世界で一番多い生き物! 『昆虫の魅力とは』 第2回~甲虫編 前編~

どうも皆さんこんにちは。

 早くも夏バテか、身体に強い倦怠感が出ています。。。

篠虫です。

 

 

今回は長くなると思いますが、よろしければおつきあいくださいm(_ _)m

 

 

natuno-wunderkammer.hatenablog.jp

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

前回は、いくつか本を紹介して終わりましたが、今回からいよいよ昆虫の魅力を語っていきたいと思います。

 

テーマは「甲虫」です!

 

甲虫”とはどういう種類なのか?

昆虫という生き物自体は世界で一番種類が多い生き物です。

さらに甲虫は、全生物中最も種類数の多いグループです!

例えば、哺乳類は約4000種鳥類は約9000種いるのに対し、昆虫は約100万種いるとされていますが、中でも甲虫は37万種もいるとされています。

さらに、日本国内だけでも甲虫は1万3000種も記載されているんです!!

 

まだまだ未調査の国・地域はたくさんあるため、昆虫全体では500万種もいる、と推測する学者もいるほどです。

 

 

ここからやや学術的な話をすると、昆虫綱・有翅昆虫亜綱・コウチュウ目に属する昆虫の総称になります。

特徴は、「”完全変態”をする」「身体表面が硬質化している」が挙げられます。

 

完全変態”とは、卵→幼虫→蛹→成虫、という成長過程を経るタイプのことです。

甲虫の他にチョウやガ、ハチ・アリの仲間などもこれに当てはまります。

 

反対に”完全変態”は、卵→幼虫→成虫、という蛹化しない成長過程タイプのことです。トンボやバッタの仲間はこれに当てはまります。

 

硬質化”というのは言葉通り、触ってみるとよくわかります。カブトムシやクワガタムシの体表面は堅い殻に覆われていて、外敵や過酷な環境から実を守っています。

この殻は、クチクラで形成され、外骨格と呼ばれています。

 

堅い前翅鞘翅(しょうし)と呼ばれ、柔らかい後翅と腹部の保護・飛翔時のバランスを取るのに役立ちます。後翅は前翅の内側に折りたたみ収納されています。

一部の種(例:ツチハンミョウ類や一部ホタルの仲間など)には前翅が短くなっていたり、メスは翅が退化して飛べなくなっていたりもします。

オサムシの仲間は前翅が硬くくっつき、後翅も退化して飛べない種類もいます。

 

形態は、色・形・大きさが非常にバラエティに富んでいます。それぞれ生き残るために進化した結果、生態に適した姿形をしています。 

 

生活圏は様々で、森林はもちろん、都会にも水中にも、極寒の土地にも灼熱の砂漠にも乾燥した荒野にも空気の薄い高山にも、真っ暗な洞窟の中にも生息しています。

 

食性も多種多様で、葉、葉脈、茎、根っこ、樹皮、花の蜜、花粉、果実などの植物質他の昆虫・節足動物、動物の死骸・骨・糞、魚、鳥の羽毛などの動物質を食べます。

また、幼虫と成虫では食性が変わることがほとんどです。成虫は繁殖の栄養のためだけに食べる種類も珍しくありません。

 

 

 

 

甲虫の種類内訳

 

冒頭で最も種類数が多い生物、と言いましたが、実際にどのような種類がいるのか、wiki引用の上科と科を見ていきましょう。

ナガヒラタムシ亜目(始原亜目) Archostemata
 ナガヒラタムシ上科 Cupedoidea
  ナガヒラタムシ科 Cupedidae
  チビナガヒラタムシ科 Micromalthidae
オサムシ亜目(食肉亜目) Adephaga
 オサムシ上科 Caraboidea
  セスジムシ科 Rhysodidae
  オサムシ科 Carabidae - エゾカタビロオサムシマイマイカブリなど  のオサムシ類、オオマルクビゴミムシ、ハンミョウなど
  ヒゲブトオサムシ科 Paussidae - エグリゴミムシ
  ヒョウタンゴミムシ科 Scaritidae - ヒョウタンゴミムシ、オオヒョウタンゴミムシ、ヒメヒョウタンゴミムシなど
  ゴミムシ科 Harpalidae - ゴミムシ、オオゴミムシ、アオゴミムシなど
  ホソクビゴミムシ科 Brachinidae - ミイデラゴミムシなど
  カワラゴミムシ科 Paussidae
  コガシラミズムシ科 Halipliplidae
  コツブゲンゴロウ科 Noteridae
  ゲンゴロウ科 Dytiscidae - ゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウなど
  ミズスマシ科 Gyrinidae - ミズスマシ
ツブミズムシ亜目(粘食亜目) Myxophaga
 ツブミズムシ上科 Microsporioidea
  ツブミズムシ科 Torridincolidae
カブトムシ亜目(多食亜目) Polyphaga
 ガムシ上科 Hydrophiloidea
  ガムシ科 Hydrophilidae - ガムシ、コガムシなど
  ホソガムシ科 Hydrochidae
  セスジガムシ科 Helophoridae
  マルドロムシ科 Georissidae
 エンマムシ上科 Histeroidea
  エンマムシ科 Histeridae - エンマムシなど
  エンマムシモドキ科 Synteliidae
  エンマムシダマシ科 Sphaeritidae
 ハネカクシ上科 Staphylinoidea
  シデムシ科 Silphidae - クロシデムシ、ヒラタシデムシなど
  ハネカクシ科 Staphylinidae - アオバアリガタハネカクシなど
  コケムシ科 Scydmaenidae - ムクゲコケムシ
  タマキノコムシ科 Leiodidae - アカバマルタマキノコムシ
  ムクゲキノコムシ科 Ptiliidae
  ダルマガムシ科 Hydraenidae
 コガネムシ上科 Scarabaeoidea
  クワガタムシ科 Lucanidae - オオクワガタ、ヒメオオクワガタ、コク  ワガタ、ノコギリクワガタなど多数
  ホソマグソクワガタ科 Diphyllostomatidae
  センチコガネ科 Geotrupidae - センチコガネ(糞虫)
  コブスジコガネ科 Trogidae
  コガネムシ科 Scarabaeidae - コガネムシ、ヒゲコガネ、アオドウガネ、ダイコクコガネ(糞虫)、カブトムシ、カナブン、ハナムグリドウガネブイブイなど多数
  クロツヤムシ科 Passalidae - ツノクロツヤムシなど
 マルトゲムシ上科 Byrrhoidea
  マルトゲムシ科 Byrrhoidae - ダエンマルトゲムシ
 タマムシ上科 Buprestoidea
  タマムシ科 Leiodidae - タマムシ、ウバタマムシなど多数
 コメツキムシ上科 Elateroidea
  コメツキムシ科 Elateridae - クシコメツキ、シモフリコメツキ、サビキコリなど多数
 ドロムシ上科 Dryopoidea
  ドロムシ科 Dryopidae
  ヒメドロムシ科 Elminthidae
  ナガドロムシ科 Heteroceridae
  ヒラタドロムシ科 Psephenidae
  ホソクシヒゲムシ科 Callirhipidae
  ダエンマルトゲムシ科 Chelonariidae
  ナガハナノミ科 Ptilodactylidae
 ホタル上科 Cantharoidea
  ブラキプセクトラ科 Brachypsectridae
  ジョウカイボン科 Cantharidae - ジョウカイボン
  クネオグロスス科 Cneoglossidae
  ドリルス科 Drilidae
  ホマリスス科 Homalisidae
  ホタル科 Lampyridae - ゲンジボタルヘイケボタル、ヒメボタル、マドボタルなど
  ベニボタル科 Lycidae - ベニボタルなど
  ホタルモドキ科 Omethidae
  テレゲウシス科 Telegeusidae
 カツオブシムシ上科 Dermestoidea
  カツオブシムシ科 Dermestidae - ヒメマルカツオブシムシなど
  マキムシモドキ科 Derodontidae
  ヒメトゲムシ科 Nosodendridae
 ナガシンクイ上科 Bostrychoidea
  ナガシンクイ科 Bostrychidae
  シバンムシ科 Anobiidae - シバンムシ
  ヒョウホンムシ科 Ptinidae
 ツツシンクイ上科 Lymexyloidea
  ツツシンクイ科 Lymexylonidae
 カッコウムシ上科 Cleroidea
  コクヌスト科 Trogossitidae
  カッコウムシ科 Cleridae - アリモドキカッコウムシ
  ジョウカイモドキ科 Melyridae - イソジョウカイモドキ
 ヒラタムシ上科 Cucujoidea
  キスイムシ科 Cryptophagidae - ハナバチヤドリキスイ
  オオキスイムシ科 Helotidae - ヨツボシオオキスイ
  ネスイムシ科 Rhizophagidae
  ケシキスイムシ科 Nitidulidae - ヨツボシケシキスイなど
  ミジンキスイムシ科 Propalticidae
  ムクゲキスイムシ科 Biphyllidae
  キスイモドキ科 Byturidae
  ヒラタムシ科 Cucujidae
  オオキノコムシ科 Erotylidae - タイショウオオキノコムシ
  ヒメキノコムシ科 Sphindidae
  コメツキモドキ科 Languriidae
  ヒメハナムシ科 Phalacridae
  カクホソカタムシ科 Cerylonidae
  ミジンムシ科 Corylophidae
  ミジンムシダマシ科 Discolomidae
  テントウムシ科 Coccinelidae - テントウムシナナホシテントウニジュウヤホシテントウなど
  テントウダマシ科 Endomychidae
 ゴミムシダマシ上科 Tenebrionoidea
  ゴミムシダマシ科 Tenebrionidae - ゴミムシダマシキマワリなど
  ハムシダマシ科 Lagriidae - アオハムシダマシなど
  クビナガムシ科 Cephaloidae
  ツチハンミョウ科 Meloidae - ツチハンミョウ、マメハンミョウ、ミドリゲンセイ、スパニッシュフライなど
  カミキリモドキ科 Oedemeridae - モモブトカミキリモドキ
  ヒラタナガクチキ科 Synchroidae
  ホソキカワムシ科 Mycteridae
  ツヤキカワムシ科 Boridae
  チビキカワムシ科 Salpingidae
  アカハネムシ科 Pyrochroidae
  アリモドキ科 Anthicidae
  ニセクビホソムシ科 Euglenidae
  ハナノミダマシ科 Scraptiidae - クロフナガタハナノミ
 ハムシ上科 Chrysomeloidea
  カミキリムシ科 Cerambycidae - シロスジカミキリ、ゴマダラカミキリ、ミヤマカミキリ、トラカミキリ類、ハナカミキリ類など多数
  マメゾウムシ科 Bruchidae - アズキゾウムシ、エンドウゾウムシなど
  ハムシ科 Chrysomelidae - クルミハムシ、ウリハムシ、ジンガサハムシなど
 ゾウムシ上科 Curculionoidea
  ヒゲナガゾウムシ科 Anthribidae - キノコヒゲナガゾウムシなど
  ホソクチゾウムシ科 Apionidae
  オトシブミ科 Attelabidae - オトシブミ、ヒメクロオトシブミ、モモチョッキリなど
  ミツギリゾウムシ科 Brenthidae - アリモドキゾウムシなど
  ゾウムシ科 Curculionidae - クリシギゾウムシ、カツオゾウムシなど
  オサゾウムシ科 Rhynchophoridae - コクゾウムシ、オオゾウムシ、ヤシオオオサゾウムシなど
  キクイムシ科 Scolytidae - キクイムシなど
  ナガキクイムシ科 Platypodidae
 マルハナノミ上科 Scirtoidea
  マルハナノミ科 Helodidae
  マルハナノミダマシ科 Eucinetidae
  タマキノコムシモドキ科 Clambidae
 ナガハナノミダマシ上科 Artematopodoidea
  ナガハナムシダマシ科 Artematopodoidae
 ナガフナガタムシ上科 Dascilloidea
  クシヒゲムシ科 Rhipiceridae

 

他にも多くの科が認められている。

甲虫類 - Wikipedia

 

・・・凄まじくたくさんありますね(~_~;) 私は学者でもなければ昆虫を専攻している学生でもないのでさすがに全ては知りません…

 

 

たとえ学者先生でもその全てを把握するのは困難なのが、昆虫の、そして甲虫の世界なんです。 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

ここで終わり!?と焦る方、大丈夫です。ちゃんと後編で個々の種類を紹介していきます!

 

ちょっとこの後が長くなりそうなので、2つに分けました(^_^;)

 

なので次回をお楽しみにしてください!ちなみに次の投稿で書きます!

 

 

 

それではまた次回!

(。・_・)ノ