夏野の驚異の部屋

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食べるのダメ!ゼッタイ!? 鰻の絶滅を防ぐために

どうも皆さんこんにちは。

いよいよ夏になった気がする、高い気温と湿気で汗が止らない。

篠虫です。

 

 

 

 

 

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さて、皆さんは鰻(ウナギ)を食べますか?

 

 

夏といったら、土用の丑の日=ウナギ(の蒲焼き)

 

といった方程式が広く知られていますが、これを生み出したのが江戸時代の発明家で有名な平賀源内である、ということもいまや知られすぎている雑学かもしれません。

 

それ以降、日本ではよりたくさんのウナギが食べられるようになり、近年漁獲量は激減しています。今期の稚魚の漁獲量は4月末時点で14トンで昨年の7割ほど。

ニュースでも夏場になると毎年のように報道されるのでその事実を知っている人は多いと思います。

 

しかし、すでにウナギ(ここで指すのは『ニホンウナギ』)は絶滅の危機に瀕していることをご存じですか?この事実はあまり大きくメディアでは取り上げられていない気がします。

 

国際自然保護連合(IUCN)により、2014年から絶滅危惧種(EN)の指定を受けている。

日本ではニホンウナギの数が著しく減っているとして、2013年2月1日に環境省レッドリストで情報不足から絶滅危惧IB類へカテゴリー変更が行われた。 2014年6月12日、国際自然保護連合(IUCN)はニホンウナギを「絶滅する危険性が高い絶滅危惧種」に指定しレッドリストに掲載した。

 

ニホンウナギ - Wikipedia

www.env.go.jp

 

 

この重大な事実が、いまいち危機感を持って話題に上がらない理由は、個人的にはメディアの報道姿勢にあると思います。

 

つまり、基本的にテレビ・新聞等のメディアは社会全体、もしくは一般家庭に対して経済・安全保障などに影響がある事柄をメインに報道する話題性を重視するという2つの姿勢のことです。

 

 

例えば、昨年全国的に話題となった『ヒアリ』について思い出してみてください。

あの事件がなぜ話題になったのかと言えば、「もし刺されてしまうと毒で死ぬ」という誇大表現された根拠のない説が一瞬で広まってしまったからです。

 

本当はヒアリ』に刺されても、「激しい痛みや炎症は起きるが、死亡する確率はごくわずか」であるというのが正しい説でした。

 

 

あのデマは、テレビや新聞等のメディアが、先にネット上で流布されていた上記の説を裏取りもせずに報道した結果起きた誤解でした。

 

 

 

 

少し話がそれてしまいましたが、要点だけまとめると

 

ウナギの”絶滅”<ウナギの”価格高騰”

 

であるため、世間には重大さが伝わっていないのだと思います。

 

 

 

では、今後ウナギの絶滅を防ぎ、安定的に供給ができるようにするにはどうすれば良いのか。

 

それはもちろん

 

 

みんなでウナギを食べない!

 

 

ことです。

 

 

…鰻料理人の方々や鰻養殖業を営んでいる方、シラスウナギの漁師さん方はふざけるなとおっしゃるかもしれませんが、もはやそうしなければならないほどのところまで来ているんです!!

 

ウナギが使えないなら、形の近いアナゴや味が似ているというナマズなどの代替品を利用したり、少しでも個体数を元に戻せるようなやり方をもっともっと模索していくべきなんです!

 

ウナギ関連産業の方々は、完全養殖技術が完成するまで食用のウナギを取るのをやめましょう。

完全養殖とは、人工的な環境で卵から稚魚、稚魚から成魚へと成長させて出荷させるということです。ウナギは、これまで天然物の卵や稚魚の餌など謎が多く、その生態は長年完全には解明されてきませんでした。

 

ですが数年前、日本の研究チームが世界で初めてウナギの産卵場所を突き止め、卵を採集し研究を進めています。実験室レベルでは成功できているらしいですが、いまだ大量飼育できるような完全な養殖の技術・ノウハウは開発できていません。

 

 

また一部の国内業者や中国を中心としたアジア圏でもウナギ人気と価格の高騰によって密漁が横行しています。

 

 

世界的に見ても、現在の日本のウナギ管理は異議が飛び交っています。

 

ワシントン条約事務局が今年の5月に公表した、ウナギに関する報告書では日本の水産庁が毎年公表しているウナギ稚魚の漁獲量の内、6~7割が違法に密漁されたものだとし、さらに同条約で取引が規制されている欧州のヨーロッパウナギが、密かに日本に輸出されていると指摘している。

現在は規制されてないニホンウナギについても「資源管理体制が不十分である」と指摘している。

 中日新聞 2018年6月16日(土曜日) 朝刊 17ページ 記事内一部分抜粋

 

 

来年に開催される同条約国際会議でも、ニホンウナギの規制が議題に上がることはほぼ間違いないと言われています。 

 

 

しかし、それだけ国際社会から非難を受けても日本政府の水産庁担当者は、

 

シラスウナギの生態には未解明な部分がある。採れる量が減る理由もわからない部分があるが、取れるときは取れる」と説明し「生態の科学的根拠がない中で、食べないのは性急。文化や専業を守るため、取りながら資源管理する」と強調する。

中日新聞 2018年6月16日(土曜日) 朝刊 17ページ 記事内一部分抜粋 (原文ママ)

 

とこれだけ切羽詰まった状況になっても対応を全く変えていません。それどころか、有効な対策も何一つ取っておらず、業者の不透明な漁業や取引にも目をつぶったままです。

 

 

数年前からクロマグロの現状もウナギに似ていますが、このままではどちらも二度と食べられなくなってしまうんです。

 

 

 

ここで絶対にやめて欲しい考え方が、

「食べられなくなる前に、今のうちに食べておこう」

です!

 

これをする人が大勢いるせいで、いっこうにスーパーのウナギ販売は無くならないし、飲食チェーン店での期間限定メニューは廃止されないんです!!

 

 

 蒲焼きなどの加工食品としてスーパーやコンビニ、飲食チェーン店でも多く販売されるウナギですが、その流通経路も不透明な部分が多く、一部企業では商品を『ニホンウナギ』としながらも実は『アメリカウナギ』であったところもある。

 

 

皆さん、そんなに「ウナギ」の””が好きですか?

 

本当に「ウナギ」じゃなければいけませんか?

 

10年(できればもっと長期間)くらい「ウナギ」、食べなくても平気じゃないですか?

 

 

 

今一度、よくよくよ~く、考えてみてください。

 

そして、「ウナギ」が食べられなくなるのが本当に嫌なのであれば、家族や友人にも伝えてください。広めてください。

 

 

 

このままだと『ウナギ』って絶滅しちゃうらしいよ」と。

 

 

 

 

 

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さて、いかがだったでしょうか?

いつになく熱く語ってしまいましたが、細かい部分の話はあくまでもいつも通り、個人的な意見です。

 

 

ですが、このままいけば必ずウナギは絶滅してしまうことは間違いありません。 

 

 

 

一度絶滅してしまった生き物は、もう元には戻らないんです。

 

 

 

学者でも何でもないど素人の意見ですが、このブログを見た人が少しでもウナギだけでなく生き物達の現状に目を向けて、考えてくれたらうれしいです。

 

 

 

それではまた次回。

(。・_・)ノ